【靴のスタンダード】開店休業状態なのに潰れない靴屋の謎に迫る。


神奈川県横浜市 南万騎が原駅から徒歩2分程の場所に、ちょっとだけ話題になった靴屋さんがある。

その名も【靴のスタンダード



外見がかなり香ばしい靴屋さんであるが、話題になった理由は別にある。




それは、テレビ東京の

“客がいない店~開店休業!?気になる店をのぞきみSP”.

という、タイトルからすでに強烈なディスを醸す番組で、この【靴のスタンダード】が紹介されたのだ!

番組の内容はタイトルを見てもらえればわかる通り、
お客さんがまったく入ってないのにお店はなぜ潰れないのか

という、ぶん殴られてもおかしくない内容であった。







まずは番組のおさらい

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“客がいない店~開店休業!?気になる店をのぞきみSP”.

での【靴のスタンダード】の内容をちょっとだけ下記に紹介する。







客がいないのに潰れない!?やっていける理由は?

番組の冒頭では、初っ端から直球ど真ん中のディス。






3月放送なので1月収録くらいだろうか。

極寒の中、奴隷服に身を包んだ芸人のスギちゃんが、【靴のスタンダード】に突撃レポートし、お客さんは入ってないが、なぜ潰れないのかを調査するという構成だ。






定点カメラで【靴のスタンダード】を撮影。

はたしてお客さんは来るのか来ないのか。






昼過ぎまでのお客さんはゼロ。

店の主人は暇すぎて眠ってしまう。






1日目の撮影は、結局お客さんは1人も来ず閉店。

番組ではこのような感じであった。







実際に調査してみる。

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開店休業状態で、なおかつ店主は昼寝をかましておきながら潰れない理由とはなんなのか。

これは、人間の生きる上での就労義務という観点からみると、とても興味深い。

ということで、まずは行ってみる。






まずはこの外観の香ばしさから調査していこう。

さて、どこから突っ込もうか。






ミッキー

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まずなんといっても目につくのがこのミッキー。

ミッキーの下手かうまいかはこの際どうでもよく
「店先にミッキーがいる」

ただそれだけで、版権問題など様々な問題を抱え込んだバックに抗うその姿自体が、見る人が見たらそれはもう珍スポットなのである。

ミッキーは、本当に珍スポットによく映える。






ちなみに地上波ではしっかりぼかしがかかっていた。

やっぱだめねww






赤十字マーク

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続いて気になったのが、店の顔であるこの看板。

「厚生庁省認定病院」というのは、
まあ意味わからないから放っておくとして、注目してもらいたいのはこの赤十字マーク






こちらは地上波では、ぼかし以上に、存在そのものが消されている。

ミッキー以上にBPO的にまずいというか、どうやら国際的にまずかったらしい。






この赤十字マークについて色々書物を紐解いてみると、どうやらこのマークはジュネーブ条約により、紛争地帯での衛生兵が掲げるマークとして定められているようだ。

※ジュネーブ条約…例え敵国だろうが、衛生兵は攻撃してはダメだよという非人道的な行為禁止っていう国際条約。

つまり、逆に考えればこの靴屋は例え紛争が起きたとしても攻撃を受けないのだ。

これは…強いぞ!!!






また、隣のカレー屋に面する壁側にもしっかり赤十字マークが。

書いてある事は

  • 紳士科
  • 婦人科
  • 小児科~…


つまり、どういう事だってばよ!!?!?






特売品

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お店の前には、カゴの中にぶち込まれた大量の靴たち。

どれも100円と、ジンバブエドル並みにレートがおかしい。

Supremeはこの価格を多少なり見習ってほしい。






カゴの中の靴はどれも、一応両方揃っている。






保存状態はなかなか渋いが、100円なので全然問題ない。

メルカリだったら売れるであろう。




ちなみに地上波では



せっかく言いたい事をこらえたのに、スギちゃんが言ってしまった。






夜まで待機

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地上波では、定点カメラで観察した結果、お客さんが1人も来ないという結果であったが、本当にそうなのか夜になるまで待つ



カアカア(カラスの鳴く音)






すっかり日がくれた頃、再訪。






やだ…怖い!

そして、ミッキーの上に書かれた

本日の担当医スズキ院長

というワードも見ぬふりしようとしたができなかった。

これは、全ての謎を解き明かさなくてはならない。






さて、突撃

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入り口から見た店内。

看板商品の靴べらがお出迎えしてくれた。

とりあえずまずは店主に会うため、中央左側のスペースに進む。






店主

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鈴木さん
いらっしゃい


おざわ隊長
あ、どうも




笑顔で出迎えてくれたのがここ【靴のスタンダード】の店主であり、自称”院長”の鈴木さんである。



おざわ隊長
あの…テレビの放送を観て気になったので来ました


鈴木さん
おおー!そうかそうか!よくぞいらしてくれました!あなたが今日初めてのお客さんですよ!


おざわ隊長
あ…自分から言うのね



「本日もお客さんがゼロ」という発言の回答は何が正解なのかまったく分からなかったので、スルー。


鈴木さん
撮影の時になぁ、タレントさんが来てね。


鈴木さん
えっとー……ま…ま…


おざわ隊長
スギちゃん…ですかね


鈴木さん
多分それです。


おざわ隊長
ま…?



おざわ隊長
店内を見てもよいですか?


鈴木さん
どうぞどうぞ!好きなだけ見てってください







店内を探索

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まさかの内部情報自己申告により、本日もまったく売り上げが無かったことがあらわになった【靴のスタンダード

はたして、いったいどのようにして生活しているのか…

これは靴を売ります的なユーチューバーでもない限り説明がつかないぞ!


まずは、この無収入でも生活できるカラクリを暴くべく、まずは店内の重箱を突いてみる。






店内の売られた靴。

ホコリがかからないようにひとつひとつ丁寧に袋にぶちこまれている。






こりゃインスタ映えするだあ!

ていうか、
袋が汚いせいで、靴まで汚れているように見え、結果的に本末転倒である。






ずばり、ヤバイ。



おざわ隊長
これ、いつ頃から袋にいれてらっしゃるんですか?


鈴木さん
いやぁ、忘れちまいましたねぇ


おざわ隊長
ジーザス







お客さんが来なくてもつぶれない理由とは!?

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鈴木さんの仕事風景。

何もしていないように見えるが、実はこれ、本当に何もしていないのだ

鈴木さんを随時観察したが、特になにかをするわけでもなく、ひたすらテレビを観ていた。

内部監査員が見たらこの状況を見たらイチコロである。






ちなみに観ていたのは野球。

これは、もはや家で観てても良いのでは?




鈴木さん
うちは、靴の修理で細々とやっていけてるんです。


おざわ隊長
なんと!!そうでしたか!




この足元に置かれた大量の靴たち。

これがお客さんから修理のため預かっている靴らしい。






お預かりがまあまあ雑であるが、そこはご愛嬌。

たくさんの靴を見る限り、なるほど!これは商売繁盛している!!

靴を売っていたのではなく、靴を直して収入を得ていたという顛末か!


おざわ隊長
例えば靴の修理って、何をするんですか?


鈴木さん
かかとがすり減ったり、穴が空いてしまったり、そういったものを治してるんですよ


鈴木さん
ワシらが若い頃はもう修理なんて当たり前でしてね。そこらじゅうに靴屋があったんです。靴を修理してもう65年以上経ちます


鈴木さん
最近は穴が空いたら、買い換えるのが当たり前になりましてねぇ


鈴木さん
さみしいですねえ…


おざわ隊長
やばいよまぶしい…



何この…
後半情熱大陸のBGM聴こえてくる感じ…






テレビ出演後、仕事は増えたのか

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おざわ隊長
テレビ出演後、仕事は増えたりしましたか?


鈴木さん
全国から靴を直してくれって依頼が結構きますねぇ。嬉しいですよ



おお!
すごい!

やはり、メディアの影響力はダンチだな…




鈴木さん
これなんか凄いですよ




おもむろに鈴木さんが靴の山から出してきたこちらの靴。

なんと遠い国(伏せますね)から神奈川県の靴のスタンダードに修理依頼を出してきたらしい。

これ、修理費より配送料の方が高くつくんじゃないかな?



おざわ隊長
この靴はどこが破れたりしてるんですか?




一見、普通の靴ではあるが…



鈴木さん
ほれ




What the f※※k!?!!?






これは!?!!!

まさに首の皮一枚状態…

すごいよ…
褒めてあげたい…
これだけ履けば靴も本望であろう。






うむ。
これは、このまま永眠させてあげた方がいいのでは…?



おざわ隊長
これwwwすごいですねwwwこれ治せるんですか??


鈴木さん
これは無理ですね。


おざわ隊長
無理なんかーい







なぜこの靴は修理できないのか

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息を吹きかけたら死んでしまいそうな虫の息のこの靴。

わざわざ遠い国から「治してほしい」という依頼。

いや買い直せばええやん。

とか

そもそも近場に靴修理するとこあるやん?。

みたいなゲスな勘ぐりはやめていただきたい。

そこまでしてでも履かなくてはならない事情があるのだろう。




この靴に描かれたワッペンから追跡した結果、この靴の正体が判明した



こちら、1997年に販売されたNBAのスコッティ・ピッペンモデルのエアマックス。




90年半ばといえば、あのエアマックス狩り全盛期



まさかこれ、エアマックス狩りの成れの果てなのか?

エアマックス狩りってこんなレイプ魔的な暴威をふるっていたのか?





※イメージ



積もる話はさておき、
20世紀に買い、21世紀になっても修理して履きたいという執念じみたものがこの靴からはフツフツと感じさせられる。



おざわ隊長
で、なぜこの靴は生き返らせることはできないんですか?



と聞いたところ、どうやらこういう理由らしい。



エアマックスの命とも言えるエアーが、無い。

エアーが漏れているとかそういう次元ではない。エアーが、無いのだ。

かかとの磨り減りとかそういう次元の話ではないらしい。

修理できない理由はこんなところ。

遠い国からわずかな望みに賭けて送ってきたのに申し訳ないが、この靴は修理不可能という判断になってしまった。




鈴木さんは持ち主に、

鈴木さん
靴は修理不可能です



と告げたところ、


遠い国の方
じゃあ捨てといて~


とあっさり返答されたそうだ。

意外と軽い結末であった。



しかし、
最後は持ち主の元で眠らせてあげたかったな…。






匠の仕事場

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鈴木さんが座っているスペースには、靴を修理するための道具がズラリと並んでいた。





磨り減ったカカトに貼り付けるゴム。





無駄なところを削るやつ





お孫さんからもらったという時計。

うむ。
鈴木さんの笑顔が見れたのでこれにて調査は終了。






ちなみに

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ちなみに


山中湖レイクサイドボウル

も当番組に取り上げられていた。



その一部もついでにご覧いただきたい。












山中湖レイクサイドボウル.

こちらもBチームで突撃調査しております。


ぜひ、ご覧くださいな~。






調査結果

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靴のスタンダードがなぜ開店休業状態にもかかわらず潰れナイ理由は、靴の修理をしていたから!であった。

あっぱれ!

快くご対応していただき、ありがとうございました。



【詳細】

  • 店名:店のスタンダード
  • 住所:神奈川県横浜市旭区柏町35-7
  • TEL:362-2878
  • 営業時間:12:00~19:00と記載があるが、実際には11:00にオープン、20:00にクローズ。理由は、営業時間を伸ばすことにより、お客さんにやる気を見せるためとのこと。
  • おざわ隊長の感想:★★★★★「こういう技術一筋で生きてきた人は、ブレない。とてもカッコいいです。いつまでも頑張ってください!」

 


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