【みの石滝キャンプ場】船じゃないと行くことができないキャンプ場


神奈川県相模原市には相模湖という観光湖があるのだが、その相模湖のほとりにあるとあるキャンプ場はなんと、船でしか行くことができないという情報をいただき、調査してきました。

船でしか行くことができないとかロマンしかないではないか!!!

この言葉だけで3回はヌケる。





さらにこんな情報も入ってきた。

船に乗るにはドラム缶をボコボコにしなければならないらしい


ドラム缶をボコボコ??





うーん…

文章にしてみるとまったく意味が分からないので、ともかくキャンプ場へ突撃してみることに。






石老山に到着

.



めちゃくちゃ快晴日に石老山に到着。
ここが船乗り場の入り口。






ぎゃろべろじょば!?






本日運休!?

起承転結でいきなり「結」来ちゃったよ。







でもそんなの関係ねえ!

突き進ませていただく。

最悪船に乗れなくても謎のドラム缶さえボコボコにできればいいわけだ!

っていうか入り口が最高にイカしてるね。

車での乗り入れは100000000%無理。





密林へ

.



渡し船乗り場までの道のりは結構ガチの登山道で、舐めてかかると痛い目に合います。

暑いし蜘蛛の巣だらけだし、運休と分かっていながら登山道を歩く辛さったらない。






ここらへんはまぁ普通。

最後の方は完全なけもの道になる。








この看板が見えてきたらあと少し!








あ!見えてきた!^ ^

この青汁のような湖が相模湖。






ドラム缶

.



さらに下に降りる。

とうやらここがキャンプ場の船乗り場のようだ。

まじで青汁だ…











What’s this…?







船着き場の係りの者がいない場合は、ドラム缶をたたいて対岸のキャンプ場を呼んでください

看板にはこう記述されていた。

なるほど!!







このドラム缶の上に丁寧に置かれたこん棒を使って、ドラム缶をボコボコに殴り対岸のキャンプ場に音で知らせると、係りの人がやってくるというシステムのようだ。(有料)

なんて…原始的なんだ…!!

最高だ!







向こう岸に見えるのがみの石滝キャンプ場かな?

あの見えるのが渡し船なのかな?

だいぶ大きいぞ?

ちなみに洋画だと、濁った水辺のコテージではだいたい人が死ぬ。







ドラクエの初期装備【ひのきのぼう】はこんな質感なんだろうなぁ。

意外と重い。

こんな重さの棒でスライムを撲殺するとなるとさすがに良心が痛む。





ご来迎

.



本日は不幸中の幸いながら渡し船は運休中。

ということで、勝手ながら好きなだけドラム缶を殴らせてもらう。

誰にも迷惑かからないだろうしね!












え?





え?





えっ誰?

俺まだドラム缶1ミリも叩いてないんですけど?

え?

ていうか渡し船運休中じゃないの?

となると、誰

え?本格的に誰?






聞いてみた

.

ドラム缶をまだ叩いていないにも関わらず突如現れたおじさん。ましてや本日は運休のはずでは?

じゃあ誰なの?

という事で直接問いただしてみることに。






おざわ隊長
すみません。


おじさん
はいなんでしょう


おざわ隊長
もしかしてキャンプ場の方ですか?


おじさん
そうだけど…あれ?今日は運休の看板出してなかった?


おざわ隊長
あ!見ました!いやその、ドラム缶を叩くシステムが気になったので、見にきました!


おじさん
そうか〜。本当はお金取るけど、せっかく来てくれたから、ちょっとだけ船乗る?


おざわ隊長
え?いいんですか!?


おじさん
いいよ


なんやかんやで急遽乗れることになった。






乗船

.



乗船!やばい!めちゃバイブス上がる!






うわー!すげー!ふねだー!!


おざわ隊長
おじさんわざわざありがとうございます!


おざわ隊長
そういえば、なんで今日は運休中の看板を出していたんですか?


おじさん
今日はキャンプ場の設備をいじらなきゃいけない日だったからね!そういう時は渡し船の合図を鳴らされても気づかないんですよ。だから運休にしたの。



なるほど。



おざわ隊長
あと、なぜドラム缶を叩いていないのにこっちにやってきたんですか?


おじさん
キャンプ場に宿泊中の子供達がカヌーをやるのでね。遠くに行かないように紐でエリアを区切るために乗り場にやってきたら、たまたまあなたがいたという寸法です。


そう言いながらおじさんは





紐を対岸の木に結びだした。

この紐があると、それ以上向こうに行けないので、子供たちがカヌーで遠くに行くのを防いでいるんだそうだ。

子供たちの中には、必ず遠くに行こうとするデスペラード魂を秘めた奴がいるため、こういう対策をしているんだそうだ。




キャンプ場に近づく

.



途中、木の枝が目の前にあるにも関わらず特攻を決め込んだ為、ダメージをもろに喰らうシーンがあった(俺が)。







キャンプ場の受付に近づく。







キャンプ場の受付からはたくさんの子供たちが

「カ・ヌ・ウ!カ・ヌ・ウ!カ・ヌ・ウ!」

と目をギラつかせながら叫んでいた。

どんだけこの軍勢はカヌーやりたいんだよ。

これでやっぱりカヌーはできませんとでもなったら、暴徒化する勢いだ。


おじさん
うちはJSCA公認のカヌー教室も併設してるんです。


ということらしい。JSCAってなんだ?







しかし、本当に汚い色してるな…水の色。





嬉しい報せ

.



毎日太陽に浴びているためサーファー並みに真っ黒なおじさん。

チャラそうな外見とは裏腹に、性格はとても真面目だ。






かれこれ10分くらい乗せてもらい、紐をくくり終わったおじさんは、先ほどのドラム缶の場所におろしてくれた。


おざわ隊長
運休なのに乗せていただきありがとうございました!


おじさん
気にしないで!ぜひまた来てね


おざわ隊長
はい!必ず






そういって、おじさんはキャンプ場に帰っていった。

僕も帰ろうとした時…



おじさん
そうだ!ドラム缶叩きたかったら叩いてもいいよー!!


おざわ隊長
その言葉待ってましたぁああああ!!!






ドラム缶(再)

.



久しぶり!(10分前ぶり)

キャンプ場のオーナーに許可をもらったのだ!








おっしゃあいくぜぇええ!!


































いぇえええええ!!!












ドラム缶のフタに穴が開いてる!!






トドメだ!!













うぉおおおおおお!!!

ミッションコンプリート!!!





考察

.

とまぁ、こんな感じでドラム缶を殴るとキャンプ場のおじさんがその音に気づき、船で迎えに来てくれるというデジタルな文明に中指を立てたシステムだ。





長年殴られた様子。ボコボコだ。



実際ドラム缶の音はおじさんの耳に届くのかという疑問だが、下記の画像を見ればわかる通り、キャンプ場までが山に挟まれていて音が分散しないため、以外と聞こえるんだそうだ。おじさんがそう言ってたんだから間違いない。



しかし、作業などをしていておじさんが気づかない場合ももちろんある。

そんな時は、看板に記載された携帯に素直に電話しよう。







p.s.

来た道を戻ってる最中、子供たちの「カヌーだああああああああ!」って雄叫びがクリアに聞こえてきたから、案外ドラム缶の音もクリアに聞こえているのかもしれない。

どんだけカヌーやりたいねん…




結論

.

たしかにドラム缶を殴って船をチャーターするキャンプ場は存在した。

ここは車が乗り入れできない為、船でしか行くことのできない秘境キャンプ場であった。


船に乗ってる時、こんな会話をした。



おざわ隊長
そういえば、前の国道めちゃくちゃ混んでましたよ。


おじさん
あそこはねぇ…抜け道がないからねえ。


おざわ隊長
いつもあんなに混むんですか?


おじさん
そうだよ。それがみんな相模湖に来る目的で混むなら良いんだけど、通り過ぎるだけだからねぇ…(遠い目)



うむ…

キャンプ場は自然をそのままにした造りで、車は乗り入れできない。

言うなれば原生林という感じだ。

首都圏から気軽に行くことができ、普段の喧騒から解き放たれるには絶好の場所である。

ぜひ、行楽シーズンは足を運んでいただきたい。



以上。


【基本情報】

  • 住所:相模原市緑区若柳1628
  • 電話:042-685-0330
  • 本来の乗り場:相模湖の観光施設(赤い丸)から、電話をすると船が迎えに来てくれる。ここにはドラム缶は無い。
  • ホームページ:クリックしてね。
  • おざわ隊長の感想:★★★★★「部屋とワイシャツと私とキャンプ場」

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