【毒水沢】毒ガスが吹き出る秘湯へ突撃した話


2017/6/4

秘境探検チーム「チームレジェンド」の次なる冒険。


群馬県の白根山(?)のすぐ近くに、硫化水素ガスが吹き出る秘湯があるとの事で、そこに「チームレジェンド」の面々が突撃した時の話をする。





※勝手な想像




名前は【毒水沢

名前に【】がつくあたり、

「ここ毒ガスやばくね?」と
先人が感じて命名したのだと勝手に自己解釈。



毒ガスが吹き出る秘湯

久々にデカイことで期待値もメーターを振り切りそうだ。




現地入り

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温泉で有名な群馬県草津町に前乗り。

草津という観光地に我々秘境探検チームは全く溶け込めていないのが笑える。






ここが有名な湯畑。




湯畑の中に、源泉の中に沈んだ幻のお風呂がある。


あそこのお風呂は残念ながら入れないらしい。







案内人との合流

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今回例の毒ガスが吹き出る秘湯へ案内してくれる、群馬県在住の案内人と合流。

名前は【ウルグアイ先生】(凄まじい名前だなぁ)



秘境探検チームの面々は、1度すでに会っていて、面識がないのは自分だけであった。


今回はこのウルグアイ先生がかなりのキーパーソンになる為、どんな人物か紹介したいと思う。


凄まじい名前をしているがこの名前の由来は本人のプライバシーに深く関わっている為、説明することはできない。


凄い名前だが、凄いのは名前だけではなかった!!

とにかくサバイバル関連に対しての知識量はガリレオの比ではない。

テレンスリーなんて論外もいいところである。



〜ウルグアイ先生の凄すぎる知識量〜

  • 熊を手刀のみで倒す方法
  • 毒キノコからの毒抽出方法
  • 崖から落下した時の蘇生術
  • 雪崩に巻き込まれた時にタツノコのような動きで脱出した話
  • 落石を反復横跳びで避けた話

など、合コンでは一切使えない知識だが、サバイバルの事なら何でも知っている、今1番一緒に遭難したい人ランキング堂々1位の無敵超人である。



ウルグアイ先生の愛読書はこれ。こんなものを常に持ち歩かなくてはいけない群馬県とはいったい…!?









ウルグアイ先生に教わる紐の結び方

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今回の拠点はこのホテル。




入り口が完全に家の玄関で笑った。





部屋について一息つくのも束の間。

明日の毒水沢に向けて、ウルグアイ先生がロープの使用法セミナーを開いてくれた。






明日行く毒水沢は、ロープで登り下りしないといけないような場所らしく、いわゆるこれは命綱のセミナーであった。

死の匂いがするぜ…





ウルグアイ先生が命綱の結び方を教えてくれる。




サバイバルの達人の手さばきは、音を置き去りにした。(速すぎて)





..結ぶとこんな感じ。




お互いが引っ張りあってしっかり固定されているか確認。緩かったら命綱の意味がない。





レジェンド氏の命綱だけはなぜかユルユルで、引っ張るとスルスル動く(笑)


死  亡  確  定。














夜の湯畑。ディズニーシーではない。








もう1人のメンバー合流

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次の日、朝6:00くらいに起きた。


この日は、同じ部屋だったマコさんのいびきに悩まされ、体調は万全とはいえなかったが、これから毒ガスが噴射する秘湯に行けると考えると、寝不足もどこかにとんでいった。



スタート地点で、もう1人、新規参加のメンバーが合流。



名前は【哀川翔(仮名)】さん。



右が俺。左が哀川翔さん。

この翔さんも凄い方で、全国の秘湯という秘湯を浸かり歩くというレベル99の秘湯ハンターだ。


全国の秘湯を追い求め、新車で買ったエスティマは、2年間で47000キロを超えたというw


このペースで行くと、1年間の走行距離は23500キロ計算と考え、初車検時の走行距離は70500キロに到達する計算となった。


世の中1番怖いのは、やっぱり「行動力のある金持ち」という結論にいたった。


翔さんのもうちょっと凄いところを語らせてもらうと、この人は温泉を飲む!!


ビールかよってくらいグビグビ飲む。
翔さんにとって、秘湯の良さを決めるにあたっては、

  • 湯加減
  • 湯ざわり
  • 到達するまでの危険度

プラス

  • のどごし

は欠かせないそうだ。


逝っちまってるぜ(褒め)








いざ出陣

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西の河原温泉の鼻先から今回の秘境探索は始まる。








ここらへんは普通の登山なので、割愛。

この道は、森の処刑人こと熊が出るそうなので、パリピミュージックをガンガン鳴らしながら登山。

ドュンドュンドュン!






さて1時間くらい登ったかな?


今回の毒水沢へのちょうどセーブポイントに到着。

ここからは沢登りになるので、騒ぐつ、ネオプレーンソックスに履き替える








マコさんにいたっては海パンだ!

海パンで登山!

この矛盾してる感じがデカイことやってる!!!







今からここを歩く。

このフィールドを見てテンションが上がらない人間はいないだろう。











沢登りはこんな感じ。

見てこの、ロマンしかない探索の姿を。





いくら濡れても良い格好だからといって、カメラをぶら下げている為慎重に行動。





金曜日の夜遅くまで社畜していたとは思えない笑顔のマコさん。



水の滑り台。




フォースの力で浮いてるように見える。





目的地は遥か先の伝説の滝。

先はまだ長い。






第一の関門【セリャラントスフォス滝】

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足を進めると、目の前に現れたのがこちら、【セリャラントスフォス滝】である。

さらには黄色い矢印の先には先客が座っていた。

こんな物好きしか来ない場所に別の人類が存在していた事実に、驚愕してしまった。







見上げるとこんな感じ。

昔ここから落下して大腿骨をバキバキにぶち壊した登山家がいたそうだ。

デカイことやろーぜ!!





滝の手前のロープを使い、さらに上を目指す。






本来は昨日習った命綱をここで利用しないといけないはずが、使用される事は無かった。







さて、ここからが本当にテンションが上がった。いかれちまったんですよ!俺は!!.



一足先に俺とエヌビーが上へ登ると、待っていたのは文字通りの獣道!!




見れば分かる。

今からここを好き進むんですよ!!

今こそ獣道童貞を捨てる時だ!!






その時の映像がこちら。





言葉が汚くて申し訳ない。

沢靴だから滑る滑るで全然前に進めずつい…



空撮するとこんな感じ。みんなヤケクソ状態で前へ進む。





滝壺を上から覗いてみた。










第2ステージへ

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セリャラントスフォス滝を抜けると、景色がガラリと変わる。




川の水と一緒に源泉が混じり、ところどころ硫黄が目視できるようになってきた。


ということは、目的地が近づいてきたということだ





後ろを振り返ると、絶景が垣間見えた。

一瞬ここがカナディアンロッキーかと見間違えるが、ここは群馬県だ。





だんだん硫黄(正確には硫化水素)の香りが強くなってきた。

あはーん







ウルグアイ先生がここにきて


ウルグアイ先生
あの穴には近づかないこと



と注意喚起してきた。






この穴からは毒ガス(硫化水素)がモクモク出てきており、致死量では無いにしろ、



ウルグアイ先生
こんなところで倒れられたら運ぶのは不可能




との事だそうだ。






そしてこの穴の目と鼻の先に、ウルグアイ先生が4〜5年前に掘り起こしたという温泉が、まだ残っていた。

すごい!



岩の切れ端からはゴボゴボと草津特有の激熱源泉が出てきていた。





ウルグアイ先生が

ウルグアイ先生
この源泉は強酸性だけど、飲めるよ




と言うので、騙されたと思って飲んでみた。




おざわ隊長
オヴオォウェエエ







実際の致死量レベルはこんな感じ。(場所は大涌谷)







これ以上は行政による立ち入り禁止ゾーン

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赤マルはウルグアイ先生。




この立ち振る舞う感じ…。

後半で絶対敵側に寝返るようなキャラの匂いがする。






ちなみに自分はこの赤い矢印の部分から真下に滑落した。



エヌビー
ワンキル!ワンキル!




幸いケガは無かったから良かったものの、彼には心というものが無いのか?ww







奥に見える小さな滝が今回のゴール。




これ以上先に行くには国を敵に回さないといけない。



というのも、これ以上先に進むと草津白根山の火口半径1キロ圏内に入ってしまうらしく、お上さんに怒られてしまうそうだ。

(僕らがここにきた数日後噴火警戒レベルは1にまで下がった。)






ここから、自由行動。

源泉が湧き出てるところが多々ある為、川の水を上手にブレンドし温泉を各自作成する。

デカイことやってる!












秘湯に浸かる。

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源泉に指を突っ込むと、あったかいというか熱い。

おじいちゃんが好む湯加減だこれ。





岩で源泉をせき止め、新鮮な雪解け水をブレンドさせちょうど良い湯加減にしたオリジナル温泉のできあがり!!

もう、サイコーだ。

生きてて良かった。

そんな感じの湯加減。





マコさんの足元から源泉が湧き上がっている。ゴボゴボ。






みんなが和気あいあいと温泉に足を突っ込んでいる中、全国の秘湯をことごとく制圧してきた翔さんが、1人自分の世界に入っていた。





凄い集中しながら入る秘湯ハンターの翔さん。




おざわ隊長
源泉と対話してる…


これは、邪魔できませんわ…








こっちではエヌビーが脱ぎ出した。




全部脱いだのに靴下だけ装備してる。





君はここがお天道様のお膝元だということを忘れるな。





靴を脱いでみると足の裏はグロ画像になっていた。


これは、草津の湯質が強酸性のため、皮膚を溶かすからだそうだ。

なので、草津の温泉に入る場合は、実は強力な殺菌作用があるため体を洗わなくても良いらしい。





初めての秘湯に入って

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人生で初めて、秘湯に入ったのだが、久々にデカイことゲージが満タンになって天井を突き破るレベルであった。

が、しかし、危険度もそれなりに高かった為、毒水沢に行く際は熟練の方と一緒に行動する事をオススメする。
【基本情報】

  • 群馬県草津町の西の河原温泉から、草津白根山方面に進む。場所はよくわからないので、他の人のブログを読んでください。
  • 熊がわりと頻繁に出るそうです。アサルトライフルかショットガンは必須です。無ければ熊鈴でも可。
  • 行く途中にコンビニなどは一切ありません。おにぎりと水は大量に持って行きましょう。
  • おざわ隊長の感想:★★★★★「かなさんが、帰り滑落死しかけたので、行かれるじゅうぶんに注意して頂きたい」

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